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5.172020
Aroma voyage 旅の記憶を巡る香り
橙
5月中旬になると柑橘の花が咲き始めます 我が家では橙が一番早く咲き、2週間ほど遅れて金柑が咲きます この時期は塀沿いに並べているいくつかの鉢から、いい香りが漂ってきて気持ちが和らぎます 香りに誘われるのは人ばかりでなく アゲハ蝶や蜂を見かけ始めるのもこのころです アゲハ蝶は柑橘の新芽に卵を産むので素早くみつけて取っていくのが毎朝の作業になります また植物への水やりを早朝にすませないと蜂との格闘になります

植物として
橙(Citrus aurantium)は、インド・ヒマラヤ地方が原産のミカン科ミカン属の植物 果皮からはビターオレンジ、花からはネロリ、葉かミカン科らはプチグレンという精油が得られます 果実は酸味や苦みが非常に強く、そのまま食べるのには適さないので、ポン酢やマーマレードに加工されます お正月の鏡餅やしめ縄飾りにも利用されます
橙「代々」
橙の由来は「代々」からきているともいわれ、果実は完熟しても木から落下することなく、数年間木に残り、何代も木に果実がとどまることから、「先祖代々栄える」とかけ縁起をかつぐようになりました 本当に何年も実が落ちないのかと、確かめたくて橙を購入したのが3年前です 花はたくさん咲き、実も沢山つけますが、自分でほぼ落としてしまい 結局大きく実るのは毎年1つだけ でも確かにずっと残っていくのです では橙だけなのか?という疑問に金柑でも検証 金柑も昨年の実をつけたままで、今年も花の時期を迎えました

コミュニケーション・サイコアロマのネロリ
ネロリは明るくてオープンな人柄 男女ともに多くの友人を持ち、爽やかで前向きな人 誰にでも平等で公平な人というキャラクターをもっています もしあなたが、多くの重圧から逃れたい時、もっとシンプルでライトに物事を考えたいときは、この香りがサポートしてくれるでしょう
橙の思い出の香り
トップノート・・・スイートオレンジ ビターオレンジ
ミドルノート・・・ネロリ プチグレン
ベースノート・・・・フランキンセンス
太陽の香りのする柑橘類の花々 初夏の日差しも強く感じるようになるころ 真っ白い花は人も虫も虜にします