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Aroma voyage 旅の記憶を巡る香り

薔薇

ゴールデンウィークが終わり、5月も下旬になるころは薔薇の季節となります この時期に薔薇園を訪れるのが恒例行事になっていますが 今年は近所での薔薇巡り 愛情もって育てられているお庭の薔薇を散歩がてら拝見して廻るのは 楽しみです 今年はお時間をかけられるためか ひときわ美しく咲かせているように感じます 去年は横浜のイングリッシュガーデンへ出かけていました さほど広くはないのですが 魅せる工夫が素晴らしく また手入れが行き届いていて 多種多様の薔薇を堪能できます あまりの美しさに感動と興奮して スマホの写真ばかりに夢中になり 疲れてベンチに腰掛けて周りを見た時 やっと薔薇との対話ができたような気持になりました 「ライチ」の香り高い薔薇を見つけて喜んだのも覚えています 幼い頃 祖父は植物が好きで庭にミニ薔薇園なども作っていました とにかく薔薇を育てるのには根気と手間がかかります 病害虫に弱く、デリケートで愛情がないとうまく育ちません 5月の早朝 綻びはじめた蕾を切って 花瓶に飾ります ゆっくりと咲き始めた花からは 素敵な香りが漂い 開くごとに香りは濃厚になり 幸せを運んでくれます 一輪の薔薇を楽しむ贅沢な時間を知りました 

ライチの香りの薔薇

植物として

薔薇はヨーロッパ原産のバラ科の低木で、非常に多くの種類があります 植物療法で使用するものにはダマスクローズ(Rosa damascena)、ケンティフォリア(Rosa centifolia)、ガリカローズ(Rosa gallica)などがあります また大きく分類すると、モダンローズとオールドローズがあり、アロマテラピーで使用されるのは、オールドローズになります 香りが強くぽってりした花形が特徴のモス系とティーローズ系に分かれ、モス系の代表的なものは、ガリカ、ダマスク、ケンティフォリアです ティーローズ系にはチャイナローズやロサ・ギガンティアがあります ハーブティーとして楽しむローズヒップはドックローズ(Rosa canina)という種類です  薔薇の香りは嗅ぐ者の心を酔わせることから、歴史の中でも様々な逸話があります ローマの英雄アントニウスがクレオパトラに心を奪われたのも、彼女が薔薇を敷き詰めたベッドに横たわっていたからとも言われています またローマの貴族たちは、宴会などで薔薇を部屋に飾る習慣がありました 「天使の贈り物」とも呼ばれ、治癒力も高く、皮膚を修復したり、肌を美しくしてくれたり、ホルモン調節をしてくれたり、女性にとっては欠かせない美と健康の植物です

モス系の薔薇

コミュニケーション・サイコアロマのローズ(薔薇)

ローズの人物像としては、美意識が高く、外見的なこだわりが強い印象があります また繊細で気配り上手なイメージがあります 一方で傷つくことを恐れ、自分を守るために相手に頑な態度や厳しい言葉を言ってしまうことも もしも相手に苦手意識をもたれてしまい、人間関係がぎこちなくなってしまう時には薔薇の香りが、神経の休まる別世界に誘ってくれて、充分な休息感をもたらせてくれます 自分への愛情が足りない時にも薔薇の香りが必要になります 薔薇色の気分に変わりたいときには是非試してください

薔薇の思い出の香り

トップノート・・・ベルガモット 

ミドルノート・・・ローズabs  ゼラニウム

ベースノート・・・・ベチバー

自分の内面を癒し たくさんの愛情で満たし 真の美しさを醸し出して 輝きたい時に 何よりの特効薬です

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