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ブログ
5.232020
Aroma voyage 旅の記憶を巡る香り
シンビジウム
この時期 友人宅ではシンビジウムの鉢が咲きそろいます 「家には飾りきれないから」と毎年持ってきてくれます 先日メールで「玄関に置いておきました」とのメッセージがあり 急いで外に出ると 数本の立派な蘭が入った袋が門にかけてありました 花瓶に飾って写真を撮り 添付してお礼のメールを なかなか会えない友人からの優しい気持ちに感激 ずっとずっと咲き続けてくれるように 水をかえ切戻して活けなおすのが毎朝の楽しい日課となりました お花を贈られるのはとても嬉しいこと お花を飾っているだけで豊かな気持ちになります でも小学生の頃 庭で四季折々に咲く花を 祖父が早朝に摘み花束にしてくれて 登校するときに母から「お花包んでおいたから先生に渡して」といわれるのが とても嫌でした 先生に言うのも 渡すのも恥ずかしかったのです そんなことが懐かしく蘇ってきました

植物として
シンビジウム(Cymbidium)はラン科シンビジウム属の植物 東南アジアに自生しているものを品種改良した洋ランと考えられています 丈夫で、寒さにも強く、定期的に植え替えを行い、明るい日ざしに当てるようにすれば、よく育ち花を咲かせます 株の根元には丸く大きくふくらんだバルブと呼ばれる茎の変形した部分があり、ここに養分や水分をためて生育します ラン科の植物は最も後に地球上に現れた植物と考えられており、被子植物の中ではもっとも種数の多い科となっています 花の美しさや姿のおもしろさから、多くのものが観賞用になっています

シンビジウム思い出の香り
トップノード・・・ レモン ローレル
ミドルノート・・・ オーキッド(蘭)
ベースノート・・・ ローズウッド サンダルウッド
湿気と熱気を感じさせる 花の形と色のインパクトが強く魅惑的 濃厚なオーキッドの香り 熱いものがこみあげてくる感覚を覚える