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ブログ
6.182020
Aroma voyage 旅の記憶を巡るハーブティー
マロウブルー
ハーブティーに興味を持ち始めたころにインクブルー色のお茶があると知って早速購入したのがマロウブルーでした 抽出の様子を見るもの楽しく硝子ポットのなかで 花から糸状にインクブルーの螺旋が広がっていく様子は美しかった 期待して一口飲んでみると 味がしない少しの「とろみ」を感じるだけ そんな第一印象でした またレモン汁を滴下するとたちまちピンクに変わります 教室をはじめてからは私が体験した感動を伝えたくて 生徒さんにもマロウブルーのお茶を入れました 反応は私の時と同じ 見た目に歓喜し一口に首を傾げる 出版されるハーブティーの本には必ず写真が掲載されています いまではその偉大な効果効能に感謝する日々です
植物として
マロウブルー(Malva sylvestris)はヨーロッパ原産の草本 日本名は「うすべにあおい」別名には「コモン・マロー」があります 花は朝に咲いて夕方にはしぼみ一日だけの命です語源に「柔らかい、和らげる」という意味があり、ビクトリア朝のイギリスでは「女性の野心の象徴」とされ、幸せな人の家にしか根付かないと言われていました 一方優しさと温和の象徴とも考えられ、愛情を上手く育めず孤独な人を癒すのに、使われていたとも言われています ハーブティーにすると美しいインクブルーは花の色素成分のアントシアニンによるものです
植物の有効性
マロウの仲間として植物療法に使われるものに、マシュマロウやビロードアオイなどがあり、共通する作用としては粘膜の保護作用が強いということです 咳やカゼ、気管支炎などの呼吸器系の不調にも効果があり、またタバコの吸いすぎによる咳にも有効です 便秘やニキビ、花粉アレルギーにも効果があります。皮膚のトラブルにも有効です
ハーブティーのレシピ
マロウブルー エルダーフラワー ペパーミント ハイビスカス
粘膜をの保護 呼吸器の不調も緩和します プラスビタミンC の補給
梅雨の時期に体調を崩さないためのケアのハーブティーとして
きれいなピンクのお茶は気持ちも前向きになりますね (写真はマロウブルーのみ)